【ネタバレ】ワールドトリガー 27巻 あらすじ、ネタバレ

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ワールドトリガー27巻には、第232話から第238話まで掲載されています。

前巻、26巻のあらすじ、ネタバレはこちらの記事です。

【ネタバレ】ワールドトリガー 26巻 あらすじ、ネタバレ

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27巻の収録内容

27巻の表紙は遠征選抜試験として編成された臨時部隊、二宮8番隊です。

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© 葦原大介 ワールドトリガー 27巻より

第232遠征選抜試験㉙

戦闘シミュ2日目の成績は1位だった二宮8番隊ですが、戦闘シミュ3日目ではまだ1勝しかできておらず、二宮隊は失速していました。原因はスキル『戦闘経験不足』の影響で『行動力』が低い雨取のユニットが集中的に狙い撃ちされているからで、雨取は何とかしようと焦り、一人で問題を抱え込んでしまいます。

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© 葦原大介 ワールドトリガー 27巻より

第233遠征選抜試験㉚

雨取は一人で何とかしようと試行錯誤しますが状況は変わらず、結局3日目は10試合目が終わった段階で1勝のみで勝ち星が取れません。雨取は落ち込みますが、二宮隊長は雨取に何の指示もアドバイスを出さず、絵馬はそんな二宮に不満をどんどん溜め込んでいきます。しかし後1試合しかないタイミングですが、二宮隊長は雨取に、何か気付いたことはあるか?と、声を掛けます。

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© 葦原大介 ワールドトリガー 27巻より

第234遠征選抜試験㉛

戦闘シミュ3日目の試合も全て終わり、運営本部デスクでは上層部が3日目の結果を振り返ります。調子を大きく落とした二宮8番隊と水上9番隊、その水上9番隊の3日目の様子を振り返ります。水上は隊員に戦闘シミュ3日目の方針を説明していて、上位4チームに絞って対策し、この4チームから最低2つ、出来れば3つ勝ちをもぎ取りたい、と目標を伝えます。この4チーム以外の下位チームの対策はしないと言い、理由として勝ちやすさの問題を挙げます。

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© 葦原大介 ワールドトリガー 27巻より

第235遠征選抜試験㉜

閉鎖環境試験4日目が終了し、4日目の暫定順位が発表されます。諏訪7番隊は総合3位に順位が上がっていて、さらに4日目 単日で見ると諏訪7番隊は1位でした。メンバー全員大喜びですが、三雲は他の戦闘シミュのスコアもチェックします。一方、他のチームも4日目の暫定順位を確認し、悲喜こもごもの反応をします。若村は色々な事情があるにしろ、若村11番隊が最下位を脱出できた事を喜び、明日以降さらに順位を上げようとメンバー全員が気合を入れます。

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© 葦原大介 ワールドトリガー 27巻より

第236鳩原 未来

二宮隊は4日目を早めに切り上げて就寝することにしますが、二宮と絵馬は2人部屋で寝る事になります。これまでの雨取に対する二宮の態度に不満を溜め込んでいた絵馬は、二宮に不満をぶつけて、二人は衝突してしまいます。そこから話題は絵馬の師匠・鳩原の事に移り、絵馬は二宮から鳩原が近界(ネイバーフット)に密航する少し前の二宮隊の様子を教えてもらいます。

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© 葦原大介 ワールドトリガー 27巻より

二宮は上層部と掛け合って、二宮隊がA級1位を獲ったら遠征への参加を『検討』するように約束を取り付けます。二宮は上層部と掛け合った内容を二宮隊の五人に説明し、鳩原にもこの五人で遠征に行くと約束します。鳩原もそれに笑顔で同意し、鳩原は二宮隊で遠征行きを目指すはずでしたが、この少し後鳩原は二宮隊や絵馬に何も言わず、外部の人間と組んで近界(ネイバーフット)への密航を決行します。

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© 葦原大介 ワールドトリガー 27巻より

第237遠征選抜試験㉝

鳩原が外部の人間と組んで近界(ネイバーフット)へ密航した事を知り、絵馬は動揺しますが、二宮は話を戻し絵馬に自力で遠征選抜試験を突破するよう念を押します。選抜試験に漏れた絵馬が、それでも鳩原を探したいと言った時、影浦隊の連中はなんだかんだ協力しようとするんじゃないのか?と、二宮に言われて絵馬は反論できませんでした。そういう迷いを潰しておくために、必ず正規のルートで遠征部隊に入るように二宮は絵馬に言います。

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© 葦原大介 ワールドトリガー 27巻より

第238遠征選抜試験㉞

閉鎖環境試験 5日目の仕事時間が始まり、諏訪隊は各々課題に取り組もうとしますが、その直後上層部から特別課題④が届きます。内容は専用ソフト『トリオン兵つくーる』を使ってオリジナルのトリオン兵を、各隊員1体以上作成しなさい、というもので諏訪は予定を変更し、全員に『トリオン兵つくーる』を確認するように指示します。とりあえず適当に作ってみた方が、ソフトの確認もできるという事で各々、『トリオン兵つくーる』を使ってトリオン兵を適当に作ってみることにします。

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© 葦原大介 ワールドトリガー 27巻より

一方、歌川1番隊も『トリオン兵つくーる』や特殊戦闘シミュのルールをチェックしていましたが、特殊戦闘シミュの方針を決めようという話になり、巴小太郎は空閑の意見を聴きたいと言います。空閑は役割がはっきりしたトリオン兵の方が、『ねだんの割には性能がいい』トリオン兵になると歌川隊の隊員にアドバイスします。それを聞いた漆間から、意見だけでなく対策も考えてくれよと空閑は丸投げされてしまいます。

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© 葦原大介 ワールドトリガー 27巻より

おまけ 作者によるチーム能力解説 二宮8番隊

前巻に引き続き、作者・葦原先生によるチーム別能力の解説、二宮8番隊編です。さすがトリオンモンスターの雨取がいるだけあって、トリオンは『SS』です。こうげきも二宮のおかげで『S』と、戦闘シミュ1日目と2日目、他チームに対してヒャッハーしていただけありますね。

そして加賀美のマイペースアーティストの肩書は、第240話で活かされる事になります。作者・葦原先生も書いていますが、次巻で加賀美の芸術家魂が発揮されます。

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© 葦原大介 ワールドトリガー 27巻より

まとめ

27巻では、雨取の圧倒的トリオン量や二宮の高い攻撃力などで、戦闘シミュで無双していた二宮8番隊が、一転苦境に立たされてしまい、その様子が描かれています。これは弱点の雨取ユニットを集中的に狙い撃ちされてしまい、雨取は一人で何とかしようと抱え込んだ結果です。その辺りの二宮隊のやり取りが描かれています。

また、その延長線上で二宮と絵馬が口論から衝突してしまい、絵馬は鳩原の件で二宮に思っている事をぶつけてしまいます。その結果、絵馬は鳩原失踪の真実を知ることになりますが、二宮から自力で遠征選抜試験を突破するよう念を押された絵馬は、より一層遠征選抜試験に力を入れるようになります。

そして閉鎖環境試験 5日目が始まり、特殊戦闘シミュが始まります。特殊戦闘シミュでは各チーム、各隊員が最低1体以上のトリオン兵を作成し、そのトリオン兵を使って戦闘シミュレーションを行います。各隊員がユニットになっていた戦闘シミュとは違い、トリオン兵がユニットになるので戦闘シミュとは異なった考え方や作戦が必要ですが、歌川隊は空閑の作戦案を採用し、さっそく速攻戦術用のユニット作りを始めました。歌川隊が一歩リードしたようにも見えますが、他のチームはどのようなトリオン兵を作るのでしょうか?様々なタイプのトリオン兵が見られそうで、今後の展開に注目です。

27巻を購入される方は、こちらから。

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