ジャンプSQ 2019年2月号に掲載されているワールドトリガー 173話のあらすじと感想です。
前回の記事はこちらです。鈴鳴第一のエース村上と来馬と戦います。
【ネタバレ】ワールドトリガー 172話「ヒュース⑥」あらすじ、ネタバレ
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東隊
B級、順位争い
前回絵馬は東隊の2人、小荒井と奥寺をかわしたと思ったところで、東に狙撃され緊急脱出する結果になりました。しかし、絵馬は天井抜きで来馬を倒して得点しています。現在の得点状況は3部隊が1ポイントを取っていて、並んでいます。
© 葦原大介 ワールドトリガー 173話より
場面変わって、フロア6階ですが三雲がヒュース、空閑と合流しますがトリオン残量が低く緊急脱出寸前です。順位争いの事を考えると、三雲が緊急脱出して影浦隊に得点が入るのは厳しいです。
© 葦原大介 ワールドトリガー 173話より
現在の得点の状況では影浦隊が35点で玉狛第2が33点ですが、三雲が緊急脱出すれば影浦隊の得点が36点となり3点差となります。遠征部隊選抜の参加条件であるB級2位以上を考えると、かなり厳しくなります。影浦隊を追い越すには東隊全員を緊急脱出させて、かつ生存点2点が採点条件になります。しかし、東は今期6試合中緊急脱出したのは、ROUND2で弓場隊、王子隊、香取隊に集中攻撃を受けた時だけで東隊を全て緊急脱出させるのはかなり厳しいです。
© 葦原大介 ワールドトリガー 173話より
三雲、脱落
そして三雲はトリオン露出過多となり緊急脱出してしまいます。これで、影浦隊に2点目が入ります。これで玉狛第2と東隊は3人ずつで人数的には互角になりました。しかし、空閑はこれまでの戦闘でダメージを負っていて互角とはいえません。
© 葦原大介 ワールドトリガー 173話より
ここで東がオプショントリガー、ダミービーコンを起動してレーダー上での攪乱をはかります。かなりの数のビーコンを出していますが、東自身もかなりのトリオンを注ぎ込んでいることになります。
© 葦原大介 ワールドトリガー 173話より
ショッピングモール内での戦闘を予期してビーコンを使っているようですが、ビーコンの動きに気を取られすぎると東に撃たれるという二重の陽動です。
© 葦原大介 ワールドトリガー 173話より
雨取の炸裂弾
ビーコンのトリオンが切れるまでの数分間は東隊が圧倒的に優位ですが、三雲は雨取に「焼き出し用」の炸裂弾を使ってショッピングモールに穴を開けるように指示します。閉じた戦場を広げて、玉狛第2に優位に持っていきます。
© 葦原大介 ワールドトリガー 173話より
雨取の膨大な量のトリオン能力によって炸裂弾がとんでもないことになります。さらに炸裂弾の大爆発に巻き込まれて、奥寺が緊急脱出し玉狛第2は追加点を得ます。
© 葦原大介 ワールドトリガー 173話より
雨取も三雲もこれは想定していなかったようで驚いています。これを見た人も雨取がアイビスでの砲撃の威力は記録で見ていたようですが、炸裂弾を使った場合どうなるかを目の当たりにして全員驚いています。
© 葦原大介 ワールドトリガー 173話より
この状況は色々な人に影響を与えます。雨取は人を撃てない、という情報はほとんどの人が知っていたようで、全員雨取が人を撃ったことに驚いています。そして本人や三雲も驚き、不慮の事故だと、気にしないよう言います。
© 葦原大介 ワールドトリガー 173話より
なんとか助かった小荒井は柱の陰に身を隠します。奥寺は撃てないはずだが、可能性としては撃てるようになったのも0ではないので、とりあえず玉狛第2から距離をおくように言います。
© 葦原大介 ワールドトリガー 173話より
仮に雨取が人を撃てたとしても味方もろとも殲滅する気で撃つと、うっかり敵だけ残る可能性もあるので考えなしには撃てません。そしていよいよ、玉狛第2と東隊の戦いは終盤戦へといきます。
© 葦原大介 ワールドトリガー 173話より
まとめ
B級ランク戦 ROUND7も終盤戦になり、玉狛第2と東隊との戦いに絞られてきます。東隊の東はダミービーコンを投入してきますが、玉狛第2は雨取が炸裂弾でショッピングモールに穴を開けます。しかし、分かっていたことですが雨取の規格外の膨大な量のトリオン能力によって炸裂弾の威力がとんでもないことになっています。巻き添えで緊急脱出した、奥寺には不幸でしたとしかいえません。
次回、ヒュースが玉狛第2を単独2位にするべく得点をとりにいきます。
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葦原 大介 集英社 2018年12月04日