クザンにとって海軍は敵!?|ワンピース考察

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クザンにとって海軍は敵!?|ティーチの敵は誰?

クザンにとって海軍は敵なのか?〜ティーチの敵は誰?〜についてこの記事をご覧いただきましてありがとうございます。

いい芝居してますね!サイト管理人の甲塚誓ノ介でございます。

この記事では青雉クザンについての考察を

クザンにとって海軍は敵!?|海軍を辞めた理由はサカズキとの不仲?

 

クザンにとって海軍は敵なのか?〜ティーチの敵は誰?〜

甲塚

青雉クザンは黒ひげ海賊団十番船船長として師匠である海軍の英雄ガープを戦闘不能にしたわけですが、海賊になった今の彼にとって海軍は敵なんでしょうか?

今回はそれについて色々と書かせて頂きます!

 

海軍を辞めた理由はサカズキとの不仲?

クザンはサカズキとの元帥の座をかけた決闘に敗れて海軍を辞めたようです。

理由はサカズキの下で働けないというようなシンプルなものであった事には、その後ティーチと黒ひげ海賊団と出会うまでアテもなく旅をしていたような雰囲気から伝わりますが、そもそもサカズキとは『不仲』だったのでしょうか?

頂上戦争での雰囲気からしても仲が良さそうには見えなかったわけですし、クザンがサカズキと決闘した事からも、誰もが二人は不仲だったと感じているでしょう…

しかし、それだけで本当に海軍を辞めてしまうものなんでしょうか…?

クザンがそれまで積み上げきた実績や地位に拘るような男ではないように思いますし、人間として見ればサカズキとの不仲は理由にはなるとも思いますが、それは確固たる思想を持っていないような行動であるように感じるんですよね…

思想を持っていればこそ、思想が違うサカズキの下では働けないという事かも知れないですが、本当に確固たる思想があれば、逆にサカズキがあらぬ方向に暴走するのを防ぐような意味でも、逆に残るんじゃないでしょうか…?

個人的には、クザンは海兵としてトップに近い地位にまでなりながら、結局のところ心底海兵にはなりきれていなかったのではないかと思えるんですよね…

もしくは、海兵としてトップ近くにまで上り詰めた事で、自分が求めるものは海軍にはないと以前から感じていて、サカズキに敗れた事を海軍を止める理由にしてしまったんじゃないかとも思います。

上に行けば行くほど天竜人に近くなり、世界政府という組織の内情が見えてくるはずで、サカズキのように、それを絶対の正義と思う事ができなければ迷いも生まれますよね…

クザンはずっと海軍は自分がいるべき場所なのかという迷いを抱いていたりしたんじゃないかと思いますね…

思うままの正義?

クザンは現在、海賊という『悪』に転身したわけですが、クザンから見れば世界政府を支配する天竜人も『悪』でしょうし、それを守る海軍も『悪』なんじゃないかと思います。
また、革命軍も世間的にはテロリストという悪ですしね…

なら、どこにも正義がないじゃないかと思いますが、全ての悪は正義を掲げてもいると思います…

海賊達は自分達を正義とか悪とかいう線引きをしないかと思いますが、彼らにとっては思うまま自由に生きる事が正義であるはず…

クザンはこの世には正義も悪もなく、今の世界はどちらでもあり、どちらでもない、渾沌と呼ぶべき世界であり、自分もそうであると考えているんじゃないかと思うんですよね…

ティーチはかつて、正義だ悪だと論じても答えなんか出ないだろう、つまらないと言っていましたが、ティーチの生き方を見るにまさに混沌という言葉が相応しいですよね…

正義と悪という二元論を超越し、自分の思うままに振る舞う事に微塵も迷いがない…

基本的には悪ですが、ティーチはおそらく自分を明確に悪とか正義とは認識していないでしょう…

それはルフィも同じだと思いますが、クザンはティーチのそういうところに惹かれたのではないかと思いますね…

海軍は敵なのか?

ティーチにしてもルフィにしても、彼らの生き方からするに、彼らには対極の立場にあるような明確な『敵』は存在しないと思います。

海賊ですから海軍が『敵』にはなるわけですが、海軍に対して激しい憎悪があったりするわけではないように思いますし、強いて言えば彼らの『敵』は自分達のやりたい事を邪魔する者達でしょう。

ルフィはそういう事を明確に口にしていますしティーチはヤミヤミの実を奪う為に長い付き合いの友人サッチを殺害し、また、グラグラの実の能力を奪う為に親父と呼んだ白ひげを殺害し、更にマルコ達白ひげ海賊団残党と戦って散々に打ち負かしていますね…

ティーチにとってサッチも白ひげもマルコ達も自分が欲しい物を手に入れたり、やりたい事をやる為に邪魔な敵だったはず…

それからして、今のクザンも明確な敵などは存在せず、ガープと戦ったのも、ガープが自分達に邪魔な存在となったからというシンプルな理由だったのではないでしょうか?

そこには思想もへったくれもないわけですが、クザンはティーチのやりたい事に手を貸すという感じでティーチについていったようでしから、今のクザンに思想があるとしたら、ティーチのやりたい事がそれに当たるのではないかと思います。

ガープはクザンに『迷う奴は弱い』と言ってクザンの中に迷いがある事を看破したような事を言っていましたが、実際、今のクザンには迷いなんかないかも知れないですね…

あるとしたら、海軍時代に信じ染み付いていた正義が足枷になっているだけだったりするのかも知れないと、今はそんな風に思っています。

この記事の紹介は以上になります。

最後までお読み頂き誠に有難うございました!

 

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