五老星はイム様がビビを欲する意味を理解しているのか?|絶対者の孤独
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この記事ではイム様がビビを欲する事についての考察を
五老星はイム様がビビを欲する意味を理解しているのか?|五老星は知らなかったのか?
五老星はイム様がビビを欲する意味を理解しているのか?〜絶対者の孤独〜

イム様は五老星に『ビビが欲しい』という意思を現し、五老星は理由も聞かず『御意』と答えていましたが、そこには一体どんな意味があるのでしょうか?
今回はそれについて色々と書かせて頂きます!
五老星は知らなかったのか?
コブラ王殺害事件当時、五老星がコブラ王と面会していた時、ビビはすでにジャブラとカリファに囚われて拘束監禁されていたわけですが、あれは誰の命令だったのでしょうか?
五老星はコブラ王の面会…つまりコブラ王が聞きたい事については無難な答えで終わらせて穏便に済まそうとしていたようですから、あのタイミングでCP-0にビビを拉致しろという命令はしないと思いますし、後にイム様が自らコブラ王の前に姿を現すした事には驚いて焦っていました…
イム様の方もコブラ王に聞きたい事…つまりリリィ女王の正体をコブラ王から聞き出し、それが済んだら消すつもりだったわけですが、五老星が理解したのはイム様がコブラ王を抹殺する意思があるから姿を現したという事だけ天
ですから、おそらくビビの拉致についてはイム様からの勅令を五老星ではない誰かがCP-0に命令したのでしょう…
個人的にはイム様の身の回りをしているらしき侍女のような女性がそんな仕事をしているんじゃないかと思っています。
CP-0も女性が何者かは知らないが、天竜人からの命令を伝える役割を与えられている事だけは知っていて、女性からビビの拉致を命じられて実行した…
おそらく、そんなに珍しい仕事ではなく、そうして秘密裏に拉致された者の多くは抹殺か天竜人の奴隷にされているのだろうという事で彼らも理解していて、それでビビにも誰かに飼われる事になるんだろうと言っていたんじゃないかと思いますが…
そうした事も踏まえ、五老星はのちにイム様からマザーフレイムの試用実験の実行と共に『ビビが欲しい』という所望を承ったわけですが…
五老星はあれをどう捉えているんでしょうか?
イム様個人の願望について
イム様は普段何を考え、どんな生活をしているんだろうかという内容を以前に書かせて頂きましたが、イム様はおそらく個人的な願望はほとんど口にしないのではないかと思います。
存在しない事になっているとは言え世界政府の頂点で支配している存在なんですから、そういう立場として望む事は多いでしょうが、これまで800年という長い長い時間、イム様が一般の天竜人であるチャルロス聖のように欲望を全開にして贅沢三昧してきたとは思えない…
五老星もおそらくそうなのでしょうが、彼らは今の支配体制を守るのが一番の望みであり、個人的な欲望・願望というものは二の次みたいな印象があるんですよね…
おそらく、普段のイム様は花の間で植物に囲まれ、まるで自分も植物のような静かな暮らしをしているんじゃないかと思います。
800年以上も生きてきたら、人間なら疲れると思うんですよね…
肉体は落ちる事なく元気だとしても、時間感覚は変わらないと思います…
個人的には800年以上も生きる事に耐えられる精神力を持つ人間なんて存在しないんじゃないかとも思いますし…
そういう意味ではイム様はティーチと似ているようにも思えてきますが…
イム様が個人的に望むのは、やはり安らぎなんじゃないかと思います。
イム様は世界会議が始まる前からビビの写真を眺めていましたし、ビビの拉致を命じたのがイム様であるのなら、イム様はビビにそういうものを求めていて、ビビはやはりリリィ女王と瓜二つだったりする可能性は高いんじゃないかと思えますね…
過去にイム様は世界を手に入れたが、一番欲しかったもの…リリィ女王は手に入れられなかったんじゃないかと書かせて頂きましたが、そうなんじゃないかと今も思っています…
五老星なそういうイム様の孤独を理解しているんじゃないかとも思うんですよね…
神々も人間?
五老星は不都合で不必要な人間だったり、地上の下々民達の命など全く気にしないような人手なし…神目線で生きているようにしか見えないですが、それでも彼らも人間ですよね…
めちゃくちゃ自分勝手ではあると思いますが、五老星はイム様の孤独を理解しているんじゃないかと思います。
単純に不老の支配者というだけであれば、また感覚は違うかも知れないですが、イム様はこの世にいない存在として800年以上生きてきたんですよね…
五老星はイム様を恐れ敬って支えているだけではなく、やはり『おいたわしい』というような感情を持っているのではないかと思います。
イム様がビビを欲するというのも孤独を埋めるためのものであるというのを理解していて、それで理由も聞かず『御意』と答えたんじゃなかいと思いますね…
そのビビも逃げてしまったわけですから、五老星は必ずビビを見つけ出し、その身柄をイム様に献上せねばならないわけですが、すでにジャブラ達、この件に関わっているCP-0を動かしているでしょうし、モルガンズの元に匿われている事が分かればモルガンズ達を皆殺しにしてもビビを連れて来いという展開になるでしょう…
見つからねば、あるいはアラバスタ王国で何かを起こし、それが罠だとわかっていながらビビは国に帰る…
あるいは、CP-0に投降するような事があるかも知れないですね…
五老星達からすれば、ビビをイム様に献上するのは、彼らにできるイム様への慰めと労りで、忠誠の証であるんじゃないかとも思います…
そこには下々民に対する優しさや人権尊重の思いなど全くないわけですが…
この記事の紹介は以上になります。
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